少し前の施工例になりますが、奈良県のY氏邸の新居の子供部屋です。 吉野杉・吉野桧をふんだんに使用した住居となりました。 壁に桧フローリングを用いて、床は杉フローリングを敷設してあり、桧と杉の綺麗なコントラストになっています。 一等材を使っているので、節が沢山あり、少しワイルドなイメージになりますが、天然素材を多く使っているいるため、子供の健康にはとても安心できます。 また、やはり床は杉の赤身だけに柔らかく、ソフトな感触が居心地良い環境を与えてくれます。 ある意味、とても贅沢な子供部屋だと思います。 1996年 5月 奈良 |
こちらは、同じくY氏邸のキッチンです。 壁、床ともに桧フローリングを使っています。 壁の腰板には上小節の物を使い、床は一等材です。 これは新築時の写真ですが、フラッシュを焚くと桧の光沢に反射して、白く写ってしまいました。 ここのキッチンもまた、桧の良い香りがします。 1996年 5月 奈良 |
キッチンの天井になりますが、その上が子供部屋になります。 杉の梁が剥き出しになっていて、厚手の杉フローリングが渡してあります。 梁を「現し」として用いる設計は視覚的にも雰囲気があり、ローコストで施工できる手法です。 1996年 5月 奈良 |