吉野杉で、長さ4m×幅900oほどのリビングテーブルにしたいとの施主様のご依頼を受け、幅を広く、なおかつ無垢材を大切にしつつコストを抑えるため、“二枚ハギ”加工を施した物をご提供させていただくことになりました。 そこでまずは慎重に4m×幅600o以上ある吉野杉の耳付き盤を二枚選び出し、製材します。 |
木盤を二枚継ぎ合わせて幅広くする加工が“二枚ハギ”です。 美しく出来るだけ一枚ものの雰囲気を出すために、色合い・目合いができるだけ似通った材で、さらに真ん中に白太部分を挟まないよう耳断ち製材します。 それを長期間使用による、割れや反りが起こらないよう、裏側数箇所にボルト締めしてハギ加工します。 おかげで自然な雰囲気のまま、かなり大きな杉盤ができました。 右写真は二枚ハギが完成した直後の物ですが、全然繋ぎ目が目立ちません。
と、いう事で現場に搬入となりました。 材はもちろんよく乾いているので、比較的軽いのですが、それでもさすがにこの大きさでは3〜4人で運ばなくてはなりません。 工務店さんと家具屋さんの手をお借りして、なんとか無事搬入できました。 |
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