ウッドデッキの施工レポート 2

杉赤材を使って、自宅にウッドデッキを作ってみました。

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B家屋から出入りしやすいように、最終的なデッキ面の高さを考えて、土台と大引をカットし、基礎石に載せました。 ここで、最終的なレベル合わせをします。 ほんの少しだけ(1%勾配ほど)外側に垂れるようにしておくと、雨水がはやく吐けるようです。 タコ糸を使って、面を合わし、実際にデッキを置いてみて、水平器で色んな角度からレベルを確認しました。 気になるほど傾斜が出ている部分は、基礎石から修正します。 自己作成ですので、自分が納得できればOKですが、できるだけ丹念に合わせておくほうが、良いと思います。
◆土台と大引は、耐朽性と強度重視で、桧を使用しました。 別に見える部分ではないので、一番安い材を使用しています。 近くでよく見ると”虫食い”や”干割れ”が少々ありますが、強度や耐朽性には、ほとんど影響ありません。 太さは、土台、大引ともに105o角にしました。 寸法は揃えておくほうが、作業しやすかったです。 大引を置く間隔は、長さ2.5mのデッキを張る予定で、80p間隔にしました。 両端は大引の太さ分を引いて40pほど出る計算です。 土台・大引をできるだけ少なくするために、この間隔にしましたが、まったく問題はありませんでした。(でも多少フワフワ感はあります!) 心配でしたら、もう一本大引を追加しましょう。 
Cレベルが出たら、土台と大引を固定します。僕は上写真のようにT型金具をビスで留めていきました。 もちろん裏も同じように留めていきます。 外部ですので、金具とビスは、防錆の物がお薦めです。 そして、安定性を持たすため、”根がらみ板”を渡し、(左下写真)全ての土台を固定します。 この時点で、大引きの上に乗ってガタツキがないかチェっクし、再度簡単にレベルも測ってみましたが、それほど狂いも出ていませんでしたので、ホッと一息つきました。
◆この後、デッキ材を敷設していくと塗装作業は難しくなるため、耐朽性が気になられる方は、この時点で最終的な塗装をしてもいいと思います。 僕は、木材をカットした面なんかの塗装を、忘れてしまっていたので、最終チェックしながら塗りました。
D最後はデッキ材を張りつけていって、ひとまず完成です。 スノコ状に間隔を空けて張っていきます。 木材は必ず反りや曲りは多少はあるので、僕はまず一番真っ直ぐと思われる材を探し、それをとりあえず基準として張りつけ、その材から厚み9_の板を端と真ん中の3箇所ぐらいに挟みながら、上から直接大引にビスで留めていきました。 ある程度は修正しながら敷設していきます。 多少の歪みは、木材の愛嬌と思いましょう(^^;)
◆デッキ材は木表を上にしておいたほうが良いようです。 木裏を上向きにして敷設すると、外部の場合目割れが起こりやすくなるようです。 ◆今回は、安価に簡単に丈夫なデッキ作成というテーマだったので、根太は使わず、大引きに直接上からビス留めするという方法をとりましたが、やはり綺麗な仕上げを望む方にはお薦めできません。 少し難しくなりますが、根太の裏から留めて、大引の上に置き、金具で固定するほうが、デッキの面は綺麗に仕上がります。 

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